イベント情報Event information

2日目の起床時間は、6時30分。7時30分に朝食を取った後は、リースの最後の仕上げにラッカーを吹きかける。ラッカーを吹きかけた後、朝日に照らされたリースは、まるで別物のように鮮やかな彩りになった。

リースの完成後は、大人から子供まで楽しめる、井川の自然素材を利用した屋外遊び企画が開催された。遊びの詳細は、

① 落ち葉の窓

赤・黄色・緑の落ち葉を利用した窓作り。型取りされた画用紙に落ち葉でグラデーションを作りながらセロハンテープで貼った特別な窓。太陽の光に当たると、秋色の窓が出現。スタッフのおすすめは、茶色いハンテンがある落ち葉。意外に複雑な彩りを見せていた。

② どんぐり転がし

自分でどんぐりを拾い、目的の穴に転げ落とす。簡単に穴に入ると思ったらどんぐりの微妙な形状で中々難しい。子供達は苦戦していた。どんぐりペイントを楽しむ場所も設けられ、作品づくりに夢中になっていた。

③ 森でみつけたわたしの大好きな○○

紙の上に井川の自然で見つけた落ち葉や枝を置いて、お絵描き。家族で行ったサーフィンや、釣りの絵、人気キャラクターの顔など、それぞれ思い思いに描いていた。

④ フィールドビンゴ

スタッフからはビンゴカードが配られた。自然の中を散策しながら、色、形、さわった感じ、音などさまざまな方法でビンゴカードに書かれている自然を探すゲームだ。事前に配られた聴診器を木の幹に当て、樹木の生命活動の音を聴いたり、実際に木に触れたりしながら自然を探していた。

井川の自然の素材を利用したクリスマスリース作りや屋内外の遊びは、参加家族の誰もが楽しめたイベントであった。

数家族にイベントに対するコメントをもらったが、どの家族も大満足との回答。井川でこのような楽しいイベントがあることを知らず、今回のイベントを通じて、子供達にもっと自然に興味を持ってもらえればというのが、参加した親たちの思いだった。

また、イベントを運営するスタッフからも「楽しい体験をして欲しい」という気持ちが十分に伝わり、参加者目線で、子供から大人まで楽しめる配慮が至るところに考えられていた。

井川の自然の中で、時を忘れて作った自分だけのクリスマスリースと楽しい家族の時間を参加者達は持ち帰って行った。

家族を幸せにするこの人気企画は来年も開催予定とのこと。来年も笑顔で帰る家族の顔が思い浮かんでくる。